(78)鬼無の柊
鬼 無(きなし) の 柊(ひいらぎ)
鬼無の鬼山の東麓には、柊鬼谷(平鬼谷)がある。鬼が婦人を追い、柊鬼(俗にオニノメツキ)の林で木の葉の針で自分の目を突き、尚も婦人を追った故事から「盲鬼」の遊戯が始まる。また、節分に鰯の頭を首撥ねて柊の枝に挿し、これを戸口に挿して「鬼は外、福は内」といり豆を戸外にまいて、早くから戸を閉める風習もこの故事からと思われる。鰯は陸に上がるとすぐ死に、海賊も上陸すると柊で目を突き、鰯のように首がとぶという意味がある。
鬼無から鬼ヶ島は丑寅の鬼門にあたる。鬼無では、東北風を「鬼ごち」と言い、二月に吹く東北風を「鬼北(おにきた)」(鬼が来たという意味)という。
鬼無の鬼山の東麓には、柊鬼谷(平鬼谷)がある。鬼が婦人を追い、柊鬼(俗にオニノメツキ)の林で木の葉の針で自分の目を突き、尚も婦人を追った故事から「盲鬼」の遊戯が始まる。また、節分に鰯の頭を首撥ねて柊の枝に挿し、これを戸口に挿して「鬼は外、福は内」といり豆を戸外にまいて、早くから戸を閉める風習もこの故事からと思われる。鰯は陸に上がるとすぐ死に、海賊も上陸すると柊で目を突き、鰯のように首がとぶという意味がある。
鬼無から鬼ヶ島は丑寅の鬼門にあたる。鬼無では、東北風を「鬼ごち」と言い、二月に吹く東北風を「鬼北(おにきた)」(鬼が来たという意味)という。
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