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(243)讃岐國一宮 田村神社 - 秋風景Ⅱ

讃岐國一宮 田村神社 - 秋風景Ⅱ
讃岐一宮 田村神社 
讃岐一宮 田村神社(大鳥居)
讃岐一宮 田村神社 
讃岐一宮 田村神社(拝殿正面)
讃岐一宮 田村神社
《ご祭神》
    倭迹迹日百襲姫命
    五十狭芹彦命 (吉備津彦命)
    猿田彦大神
    天隠山命 (高倉下命)
    天五田根命 (天村雲命)
     以上、五柱の総称を田村大神(たむらのおおかみ)
五七桐 五七桐

讃岐一宮 田村神社   讃岐一宮 田村神社
讃岐一宮 田村神社(手水舎)

讃岐一宮 田村神社   讃岐一宮 田村神社
讃岐一宮 田村神社(狛犬)

讃岐一宮 田村神社
讃岐一宮 田村神社(布袋尊
福徳御利益
福々しい大きな耳で人々の願いを叶えるという福相の耳をもち、
大きなお腹は太っ腹、背中の袋は福袋。
いつもニコニコ家庭円満・夫婦仲よく。
円満な人間関係にご利益があります。

讃岐一宮 田村神社
讃岐一宮 田村神社(さぬき獅子)

讃岐一宮 田村神社
来年の干支は・・・
讃岐一宮 田村神社
讃岐一宮 田村神社
干支は、卯(うさぎ)年 
讃岐一宮 田村神社
讃岐一宮 田村神社(恵方指盤)
今年の恵方の確認はこちらでどうぞ。
→今年は、西南西
讃岐一宮 田村神社
さぬき桃太郎伝説
桃太郎(五十狭芹彦命)と倭迹迹日百襲姫命)・銅像
※今から、鬼が島に向かおうと指さしている様子を表現。

むかしむかし、あるところに(というのは、さぬきの国ということですが)、ももそ姫という、美しい、ですが大変気丈な女の人がいました。
 ある日のこと、そのももそ姫が川のほとりを散歩していると(その川は、いまの鬼無のあたりを流れている本津川だったといいます)、上のほうから大きな桃がドンブラコドンブラコと流れてきました。ももそ姫は不思議に思い、その桃をうちに持って帰り、切ってみると、そのなかから玉のような男の子が出てきました。

 ももそ姫は、天から与えられた自分の弟だと思い、その子に桃太郎という名前をつけて大切に育てることにしました。

 桃太郎はどんどん大きくなっていきましたが、大変力持ちの上にわんぱくで、近所の子とケンカばかりしていました。

 その日も何人もの子どもとケンカして、「勝った勝った」と大いばりで帰ってきたのですが、たまりかねたももそ姫桃太郎を呼んでこう叱りました。

桃太郎や。わたしはいままであなたを、天からの授かりものとして弟のように育ててきました。あなたには人並みはずれた力と知恵と勇気があります。そのどれも、あなたがこの世界で大きな仕事をするために、天がお与えになったものです。なのに、あなたはその力をイタズラやケンカというつまらないことばかりに使っている。恥ずかしいとは思いませんか」

 桃太郎はももそ姫の話にじっと聞き入っていましたが、突然ももそ姫の前に両手をついてこういいました。

「わかりました。たしかにわたしが間違っていました。ですが、わたしはこの力をどうやって使っていいのかわかりません。わたしはこれからどうすればいいのでしょうか、教えてください、お姉さん」

 ももそ姫はしばらく考えて、こう答えました。

「それはわたしにもわかりません。たぶんそれはだれに言われるのではなく、自分で見つけださなければならないことなのです。桃太郎や。いまから旅に出なさい。その旅のなかで、きっとおまえはおまえのしなければならないことを見つけだすでしょう」

 こうして、ももそ姫は桃太郎を送り出し、桃太郎は旅に出ることになりました。

 しばらく旅を行くと、雉ヶ谷というところに出ました(これはいまの鬼無の佐料というところです)。そこの人々はみな弓の名人で、雉の名のように空から敵を倒すことに優れていました。

 桃太郎がその地に足を踏み入れると、雉ヶ谷の人々は桃太郎の大らかで勇敢な人となりにすっかり心を奪われ、家来になりたいと申し出ました。

 またしばらく行くと、今度は猿王という場所に出ました(これはいまの綾歌郡綾南町、陶というところです)。

 猿王の人々は手先が器用で、火を自在に操る焼き物師の一族で、陶器の壺をつくるなどして暮らしていました。猿王の人たちも桃太郎のことを気に入り、桃太郎のために力になることを約束しました。

 次に桃太郎が立ち寄ったのは、犬島という島で、ここの人たちは船を操ることがとても上手でした(犬島は、いまの岡山市の沖合いにある島です)。犬島の人々も桃太郎の志を知り、大いに感銘を受けたのです。

 おとぎ話に出てくるキジ、サル、イヌとは、この雉ヶ谷、猿王、犬島の人たちのことなのです。

 さて、桃太郎は旅の先々で、困っている村や悲しみに暮れている人々をたくさん見かけました。それというのも、鬼ヶ島に住んでいる鬼たちが、あちらこちらの村を襲い、財産を奪ったり、人をさらったりしているというのです。

 ここでいう鬼とは、じつは海賊のことで、鬼ヶ島というのはいまの高松の沖にある女木島・男木島のことです。

 桃太郎はようやく自分のしなければならないことに気づきました。それは鬼どもを退治して、村々に平和をもたらすことです。そのためにこそ、自分の力や知恵を使うべきだと思い至ったのです。

 こうして桃太郎は鬼退治(海賊のことですね)に出かけることにしました。そこに集まってきたのが雉ヶ谷や猿王、犬島の人たちです。みんなで力を合わせて鬼ヶ島に向かうことになりました。

 鬼ヶ島では鬼たちが待ちかまえています。犬島の人たちは巧みに船を操り、桃太郎たちを島に運んでいきます。島に近づいたころを見計らって、雉ヶ谷の人たちが弓矢で射かけます。鬼どもは慌てふためきましたが、それでも桃太郎たちに攻め寄せてきます。そこに猿王の人たちのつくった大きな壺に入れた油を流します。鬼たちは油に足を取られて、スッテンコロリン、転んでしまいます。さあ、次にその油に火をつけたのだからたまりません。鬼たちはただ逃げまどうばかりで、為す術を知りません。

 桃太郎はというと、手当たり次第に鬼たちを投げ飛ばし、ねじ伏せ、最後に鬼の大将を捕まえて「さあ、降参するか」と迫ります。

 鬼の大将は「降参です、降参です。もう悪いことはいたしません」と泣いてあやまりました。

 桃太郎はついに自分の役目を見つけだし、それを見事に果たしたのです。帰りの船には鬼たちが奪った金銀財宝が山のように積まれています。

 桃太郎がうちに帰り着くと、ももそ姫が目にいっぱい涙を溜めて迎えてくれました。

「さあ、こんなにいっぱい財宝を取ってきたよ。お姉さんはどれが欲しい」

 そう、桃太郎が聞くと、ももそ姫は、

「いいえ、桃太郎。その財宝は奪われた村の人たちのもの、お返ししなければなりません」

「でも、そうしたらお姉さんへのお土産がなにもなくなるよ」

「そんなことはありません。こうして無事に、大きく成長して帰ってきた、桃太郎。あなたこそがわたしへのお土産です。そして、それはどんな金銀財宝より大切なわたしの宝なのですよ」

 めでたしめでたし。
(元四国学院大学教授 上村良助 編作)





菊花展は、以下参照
讃岐一宮 田村神社
讃岐一宮 田村神社(菊花展)

讃岐一宮 田村神社

讃岐一宮 田村神社

讃岐一宮 田村神社

讃岐一宮 田村神社

讃岐一宮 田村神社

讃岐一宮 田村神社

讃岐一宮 田村神社   
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