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(88)讃史-伝説と神社 【1.素盞嗚尊】

古代讃岐石神祀
小豆島には、素盞嗚尊(スサノオ)の御来航伝承があり、この地の牧畜業は尊にその端を発すると伝えられる。

四海村八坂神社素盞嗚尊を祀り、
四海村冠者神社は尊御来航の時の竿師を祀ったものと伝承される。
⇒現祭神は、手名椎(テナヅチ)と足名椎(アシナヅチ)である。

八坂神社は、当初尊がご登攀(トウハン-よじ登る)された大丸の地に鎮座していたが、延暦3(784)年勅命で官牛を長嶋に移し、官牛放牧の遺趾へ遷座したと云われている。

    -縣神社史より

応神天皇の御行幸 応神天皇22(271)年秋九月六日
天皇は淡路島から岡山に渡り、そこから船で四海の伊喜末にご到着なさったという。

 伊喜末は島の西北部にあり、土庄港からバスで約二〇分の所にある漁村である。そこから南に約四km離れた所にある渕崎の富丘に登られた。この丘の山頂は島内で最大最古の古墳であり、この辺りを双子浦とも言い、讃岐百景の一に指定された名勝で眼下に余島、彼方に屋島・八栗を望む絶景の地である。丘の麓を走る国道のすぐ脇に応神天皇の船をつないだと言われる松の木があったが、現在は石碑だけが残されている。

 次に立ち寄ったのは池田町蒲生と池田の境にある半坂の八幡山である。富丘からはバスで約一〇分、東へ行った所にある。この山にあった神社(現在は星ケ城に移されている)には大野手比売を祭ってあり、そこに親祭なさった後、船で三都半島を巡って内海湾に入り、西村の水木に到着なさった。池田町と内海町の境には丸山峠という、現在でもかなり険しい峠があり、当時は陸路を行くのは非常に困難であったろうことが想像される。

 それゆえ海上交通による他郷との交流が多かったとのことである。古代においては船で島を巡るというのは当然の手段であったのであろう。
 
 内海町に入られた天皇は西村から苗羽の馬木へ、そして草壁に戻り、神懸山に登られるのである。神懸山は紅葉の名勝地・寒霞渓として知られており、標高六二〇mのこの山も、現在ではロープウェイを利用したり、ブルーラインと命名された登山道路を車で約一時間も走れば容易に頂上までたどりつける。さて、寒霞渓からは島の東部にある橘に下山されたらしい。海に沿ったわずかな平地にできた村落である橘の背後は、人間の親指を立てたような形をした親指嶽(標高三七〇m)という岩山があり、おそらく天皇一行は道なき道を、その山を目標にして下りて来られたのではなかろうか。現在でも、そのような道はないのですから。

  応神天皇が遊行なさったあとを地図でたどってみると、島の南側を半周している。天皇が立ち寄られた伊喜末鷹尾山、渕崎富丘山、池田宝亀山、馬木亀甲山、福田葺田(フクダ)の森にはそれぞれ八幡神社があり、応神天皇を奉祀する社殿がある。毎年、一〇月中旬には氏子達による太鼓奉納などの盛大な秋まつりが行われ、正月には「五社巡り」と呼ばれる以上の五つの神社に参拝する風習が残っている。

  また『古事記』などには国魂信仰に根ざして、地名由来の説話が数多く取り入れられているが、応神天皇の小豆島行幸の際にも、そのような伝説ができたようである。
                    -地域の本棚より
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